K. Y.
2018年度入社(中途)
税理士
常に真剣に向き合う。
クライアントにも、メンバーにも。
20代前半での
経験を力に
20代前半での
経験を力に
専門学校卒業後21歳で小規模な税理士法人に就職し、働きながら税理士の勉強をして23歳で税理士試験に合格しました。当時のクライアントは中小・零細企業が中心で、経営者の方は本気で人生をかけて相談してくださいました。担当だった60代の経営者の方に厳しいことを言われたこともありましたが、そこには多くの学びがあり、当時の経験があったからこそ今の自分があると思っています。その後26歳の時に大企業の税務を経験してみたいと思い、転職を決意。当時は業務のほとんどを1人で進めていたので孤独感があったのに対し、令和会計社に入社してからはチームで業務を進めていく面白さを感じています。
税務・会計には一定のルールがあるので、極端にいえば誰がやっても同じ答えにたどりつくこともあります。しかし私は、たとえ答えが同じであっても、できる限り企業の思いなどをしっかり受け止めた上で対応していくことを重要視しています。現在所属しているチームのメンバーも私の思いに共感し、それぞれのクライアントについて真剣に考えてくれています。
クライアントに対して
なんでも答えられる
存在になりたい
クライアントに対して
なんでも答えられる
存在になりたい
入社してすぐに対応したのが、不動産投資法人の上場サポートでした。初めて上場に臨むクライアントに対し、コンサルティングを含むアドバイザリーを担当しました。下地のないまっさらな状態から始めると会計方針や税務判断によって数値が大きく変わってくることもあり、さまざまな場面で判断の分かれ道が出てきます。判断に誤りが生じないようクライアントの担当者と協議を重ねていく中では、当時の自分ではスムーズに答えられない内容もありました。しかし前職では1人でクライアントの要望に対応し、税務だけではなく経営や社会保険の相談まで受けていたことを振り返り、どんなことにも答えられる存在にならなければと思いました。クライアントの中には税務相談においても会計面での取り扱いを気にされる方が多くいらっしゃるので、会計面を含めた全体像を理解した上で、多角的な見方ができるように成長したと思います。
チームで
仕事をすることの
面白さ
以前はクライアントに全力で気持ちが向いていました。しかし最近では、1人で仕事を完結することはできないと考え、周囲のメンバーへの声かけの重要性を感じています。後輩にはメールの文面について細かく指導することもあります。クライアントに対する姿勢は、メールの対応一つとっても現れると思うので、返信しやすい文章構成にしたり、YES・NOで答えられるようにしたり、さらには状況によっては電話をすることも大事であると、後輩にも伝えています。メンバー1人ひとり考え方が異なるため統一することは難しいものの、税務・会計の判断の仕方やクライアントへの配慮の姿勢は同じであるべきだと思います。
1人で仕事を進めていた前職では、いつまでこの仕事を続けられるかなと考えることもありました。チームで仕事をしている今は、そういう気持ちになることはありません。後輩が頑張って電話対応している姿を見ては成長を感じ、励みにしています。チームで仕事をすることの面白さはさまざまな面で私に刺激を与えてくれています。
今後も税理士として経験を積みながらも、自分が経験して得たことをチームや会社のメンバーに伝えていき、 自分も他のメンバーもやりがいを感じられる環境にしていきたいと強く思っています。
チームで
仕事をすることの
面白さ
就職活動中の皆さんへ
社会人になるとマルチタスクが求められるので、最初は困惑するかもしれません。私もマルチタスクがあまり得意ではなかったのですが、税理士の試験勉強を集中して行ったことが力になっていると思います。後輩となる皆さんは、学生のうちからまずは何か一つできるようになってから、可能性を広げていくのがいいと思います。ぜひ将来の目標を見つけてください。
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