「税理士を目指した動機も、入社時のビジョンも漠然としていた私。それでも縁あって入社したこの令和会計社が、大企業の税務全般に携われる環境だったことで、日々の業務を通じて税理士としてのスキルや能力が向上していく実感があった。この場所にいたからこそ、税理士としてのやりがいも働きがいも、どんどん増していったのかもしれません」。
“何らかの資格を取得したい”と思っていたときに、大学の講義で税理士の仕事を知った。気軽な気持ちで目指すことを決めたものの、勉強し始めてから「こんなに難しいのか」と愕然。それでも大学卒業後、試験勉強に3年間専念し官報合格した。
入社したのは10年前。入社の動機はオフィスが綺麗だったこと、また法人の税務に携われたらと思っていたことだといい「随分、ぼんやりしていますよね」と笑う。明確な目標も目指す姿もなく、始まった会社員生活。しかし、そこで彼は目指すべき背中を見つけた。
「教育係の先輩です。仕事ぶりが本当にスマートで、さらにお客様から絶大な信頼を得ていたんです。お客様のもとへ先輩と一緒に訪問したところ、相手が大企業の重役であっても、動じず堂々と自分の意見を述べていた。税務についてのセミナー講師をしていたりと、高度な知識をチームのためにも生かしていて。ああ、自分もこういうプロフェッショナルになりたい、と憧れました」。
教育係の背中を見て、自分の目指す姿が明確になっていった。さらに、風通しがよくいつでも相談できる空気がありながらも、個人の意見や判断を尊重する社風も、成長を後押しした。
「ここには、メンバー一人ひとりに裁量を与えながら、チームで見守りサポートし合うような社風があります。自分で考えて仕事を進めていきたい私には、とても働きやすい環境です」。
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